米津玄師がYouTubeチャートで、驚きの存在感を見せています。
2026年9月18日~24日の週間YouTubeチャートでは、
米津玄師関連作品がTOP100に12曲ランクイン。
アーティスト別の作品数では最多となりました。
しかも話題になっているのは、最新曲だけではありません。
「IRIS OUT」が4位へ上昇する一方、
「Lemon」が25位に再登場。
さらに「さよーならまたいつか!」など、
発表時期の異なる楽曲が
同じ週に聴かれています。
なぜ今、米津玄師の楽曲が
YouTubeで一斉に伸びたのでしょうか。
最新チャートの順位と視聴回数、Kenshi Yonezu Stationなど
直近の動きを整理しながら、12曲ランクインの背景を解説します。
米津玄師がYouTubeチャートに12曲ランクイン
TOP100入り作品数で最多に
2026年9月18日~24日の週間YouTubeチャートで、
米津玄師関連作品がTOP100に12曲ランクインしました。
前週は4曲だったため、一週間でランクイン作品数が
大きく増えたことになります。
さらに注目したいのが、アーティスト別の作品数です。
米津玄師の12曲が最多。
続いてM!LKが9曲、SixTONES、BE:FIRST、Snow Man、
back numberが各3曲でした。
つまり今回の「12曲」は、単に多くの作品が入ったというだけでなく、
同じ週のYouTubeチャートで最も多くTOP100に作品を送り込んだ
アーティストだったことを意味します。
YouTubeチャートはMVだけではない
ここで注意したいのが、YouTubeチャートの見方です。
このランキングは単純に一つの公式MVの再生数だけを
並べたものではありません。
YouTube上で再生された同一楽曲のさまざまなバージョンを
まとめて集計する仕組みです。
そのため、「公式MVだけで12曲がTOP100入り」
という意味ではありません。
楽曲単位でのYouTube上の広がりを見るチャートと理解すると、
今回の記録の意味がより分かりやすくなります。
「IRIS OUT」はYouTubeチャート4位へ上昇
420.7万回で前週7位から4位
12曲の中でも特に強かったのが「IRIS OUT」です。
→米津玄師「IRIS OUT」Spotify3億回突破!何がすごいはこちら
週間視聴回数は420.7万回。
前週7位から3ランク上昇し、4位に入りました。
さらに視聴回数は前週比48.0%増。
すでに長く聴かれている楽曲が、ここへ来て再び勢いを
強めたことになります。
「IRIS OUT」は劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の
主題歌として発表された楽曲。
公開直後だけ注目されたのではなく、2026年9月になっても
YouTubeチャート上位へ戻ってくる点にロングヒットの強さが表れています。
「JANE DOE」も17位へ上昇
同じ『レゼ篇』関連では、米津玄師と宇多田ヒカルによる
「JANE DOE」もランクイン。
週間188.3万回を記録し、前週23位から17位へ上昇しました。
つまり今回のチャートでは、『レゼ篇』から生まれた2曲が
そろって順位を上げています。
ここから考えると、12曲ランクインの背景を探るうえで、
『チェンソーマン』関連の動きは見逃せないポイントです。
Kenshi Yonezu Stationも同じ週に開催
9月18日から公式YouTubeで配信
今回のチャート集計期間とほぼ重なっていたのが、
「Kenshi Yonezu Station」です。
→Kenshi Yonezu Stationとは?配信内容と反響はこちら
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のPrime Video見放題独占配信を記念し、
米津玄師の公式YouTubeチャンネルで期間限定オープンしました。
期間は9月18日20時から9月23日23時59分まで。
MVやライブパフォーマンスなどを24時間楽しめる企画で、
視聴者はチャットを通じて同じ時間を共有できました。
まさに今回のYouTubeチャートの集計期間と重なっています。
過去作品へ触れる入口になった可能性
ここからはチャート状況を踏まえた筆者の分析です。
Kenshi Yonezu Stationと12曲ランクインには時期的な重なりがあり、
過去曲へ再び触れる入口の一つになった可能性は考えられます。
ただし、「Stationが原因で12曲入った」と断定することはできません。
YouTubeチャートの順位は、複数の要因によって変化するからです。
それでも公式チャンネル上でMVやライブ映像をまとめて楽しむ機会が
同じ週に生まれていたことは事実です。
新曲だけではなく過去の楽曲まで一緒に聴かれる環境があったことは、
今回の特徴として押さえておきたいところです。
「Lemon」が25位に再登場した意味
2018年の代表曲が再びTOP100へ
今回の12曲ランクインで象徴的なのが「Lemon」です。
週間視聴回数は142.4万回で、YouTubeチャート25位に再登場しました。
「Lemon」が発表されたのは2018年。
最新曲とは言えない作品が、2026年の週間チャートで
再びTOP30に入ったことになります。
ここに今回の12曲ランクインの面白さがあります。
もし最新作だけが伸びているなら、現在のニュースやタイアップによる
一時的な上昇とも考えられます。
しかし今回は過去の代表曲も同時にチャートへ戻っています。
新曲から代表曲へ聴き進める流れ
ここからは筆者の分析ですが、米津玄師を新しい作品から知った人が
過去曲へ移動している可能性も考えられます。
「IRIS OUT」から知った人が、「KICK BACK」を聴く。
さらに過去をたどって、「Lemon」などの代表曲へ進む。
YouTubeでは関連動画や公式チャンネルを通じて、
こうした聴き方がしやすい環境があります。
新曲がヒットするたびに過去曲まで再発見されるのであれば、
一曲だけのヒットとは違う強さが生まれます。
「Lemon」の再登場は、その広がりを感じさせる結果です。
「さよーならまたいつか!」も21位に
劇場版『虎に翼』で再び注目
「さよーならまたいつか!」は、週間153.3万回で21位に入りました。
→米津玄師「さよーならまたいつか!」劇場版『虎に翼』OPはこちら
同曲は2024年のNHK連続テレビ小説『虎に翼』の
主題歌として知られています。
そして2026年9月、新しい動きがありました。
2027年1月15日公開の劇場版『虎に翼』でも、
同曲がオープニングテーマとして使用されることが決定。
9月16日には、「さよーならまたいつか!」を使用した
劇場版の予告映像も公開されました。
チャート集計開始の直前です。
過去曲が現在のニュースにつながる「Lemon」と違うのは、
過去に発表された楽曲へ新しい作品との接点が生まれたことです。
2024年の朝ドラ主題歌が、2027年公開の映画へ引き継がれる。
そのニュースと予告映像の公開が、
楽曲へ再び触れる機会になったことは十分考えられます。
ただしチャート上昇の原因を映画だけに限定することはできません。
重要なのは米津玄師の過去曲が、過去の作品としてとどまらず、
新しい出来事と再び結びついている点です。
今回の12曲ランクインには、そんなカタログの強さも表れています。
なぜ米津玄師は12曲もランクインした?
複数の話題が同じ時期に重なった
12曲ランクインの背景には、一つだけではなく複数の話題が
同時期に重なっていました。
『チェンソーマン レゼ篇』のPrime Video配信。
Kenshi Yonezu Stationの開催。
劇場版『虎に翼』の新情報と予告映像。
さらに米津玄師は、実写映画『ルックバック』にも
シャークキック・ギターの「友情演奏」として参加しています。
新曲を一曲リリースして注目が集まっただけではなく、
映画、アニメ、ドラマ、YouTubeなど、複数の入口から米津玄師の
音楽へ触れる時期になっていたわけです。
新旧作品が同時に聴かれる強さ
今回のチャートで筆者が特に注目したいのは、
「12曲」という数そのものより、異なる時期の楽曲が
同時に動いていることです。
「IRIS OUT」のような近年のヒット曲。
「さよーならまたいつか!」のように
新しい作品との接点が生まれた曲。
そして「Lemon」のような代表曲。
これらが同じTOP100に存在しています。
新しい話題が過去曲への入口となり、
過去曲の強さがアーティスト全体への関心をさらに深めていく。
今回の12曲ランクインは、米津玄師の楽曲が単発のヒットではなく、
作品群として聴かれていることを感じさせる結果といえるでしょう。
まとめ|米津玄師12曲ランクインが示すもの
2026年9月18日~24日の週間YouTubeチャートで、
米津玄師関連作品が12曲TOP100入りました。
アーティスト別の作品数では最多となりました。
「IRIS OUT」は420.7万回で4位、
「JANE DOE」は17位。
さらに「さよーならまたいつか!」21位、
「Lemon」は25位に再登場しています。
同じ時期にはKenshi Yonezu Stationや
劇場版『虎に翼』の予告公開など、複数の話題が重なりました。
最新曲が強いだけではなく、新しい話題をきっかけに
過去曲まで再び聴かれる。
12曲という数字以上に、新旧の作品が同時に動いていることが、
今回のYouTubeチャートで見えた米津玄師の強さではないでしょうか。


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